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レクリエイターズ ネイキッド

4 april

4月22日

24/担当編集者「先生、進捗の方はどうでしょうか」

松原、答えているのか答えていないのか分からない、微妙な返答。
松原「うーん……なんかね、こう、パッとしねえんだよなあー……」

無精髭で座った目つきでパソコン画面を見ている。メール着信のアイコンが画面上に出る。クリックする松原。

へんなメール。メールの添付に写真。こわばった笑顔でピースするセレジア。「私、先生の大ファンなんです! 自分でも怖いほどセレジアにそっくりだと思ってます! 是非先生にお会いして、この気持ちを伝えたいのですが……」
松原「なんだ、こいつ?」


25/ファミレス。
颯太「本当に来るかな」
メテオラ「未知数だけれど、会社に比べれば個人に絞れるだけ確率が上がる。それに」
メテオラ「松原氏に関するインタビュー記事を複数読んだ。無節操で好奇心が旺盛なタイプ」
メテオラ「セレジアは、あの作者が想起した『セレジア』という架空の人物を、完璧に再現している。そんな人物が写真を送って来たら、彼のような性格の人物は、好奇心を抑えられない」
セレジア「バカじゃないの。もっと警戒しなさいよ」
メテオラ「バカみたいである事は否定しない」

入店してきてキョロキョロと室内を見渡す松原。
颯太「本当に来た」
メテオラ「手を、セレジア」

心底嫌そうな笑顔で手を振るセレジア。

松原、にやけ顔からすうっと驚きの顔になり。
松原「あ、ああ、はじめまして」
セレジア「ええーどうも、ハジメマシテ、おほほほ」

松原、席に座って、興味というよりも驚嘆を丸出しにしてセレジアを眺め回す。
松原「最初コラだと思ってたんだけど……凄いな……あの、外人さん? でもないよな、ハーフ……なんですか? それにその服……映画の小道具並に気合い入ってますね」
セレジア「ええ、もちろん」
セレジアの顔から笑いが消える。「だって、本物ですから」

松原、困った様な顔で笑う。
松原「あははは。いやーもう。まるで本物みたいですよ」

ソードリベリオンを抜き、松原の鼻先へ。
セレジア「みたいじゃなくて本物よ、松原さん……いえ、『造物主』さん」

回りの客がどよめく。鼻先でソードリベリオンの電磁刃が放電して唸る。
颯太「ちょ、ちょっと」

メテオラ後ろの席から立ち上がり、松原に語りかける。
メテオラ「彼女は本物。ハロウィーンでもコスプレイベントでもない。場所を変えましょう。会計を」

松原の腕を掴み、レシートをすっと差し出すメテオラ。
松原「誰? え? あんたら? だれ?」

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