週刊少年サンデー、サンデーGX、ゲッサンが協力する小学館の無料漫画サイト!

レクリエイターズ ネイキッド

5 may

5月22日

104/メテオラを助け起こすセレジア。

身体を震わせて呻くメテオラ、荒い息の下で。
メテオラ「一体、どういう事……」
セレジア「役人の建物で聞いたでしょう、アイツ、一度拳銃使いと戦ってる。意趣返しに彼を追っていたんだわ、私達とは別に」

メテオラを腋に抱え、わくわくして戦いを見ている真鍳の方へ走るセレジア。
セレジア「早く、私達と!」掴もうとする手を真鍳はするりと抜く。
真鍳「やーだね」
セレジア「ふざけないで!」

ひらひらと躱して、ふふふ、といたずらっぽく笑う真鍳。
真鍳「ふざけてなんか、ないないよー? なんでアナタ達の喧嘩に、わたしが付き合わなきゃいけないのかな? それって前提、おかしくない?」

セレジア、本気の怒りが目に宿る。
セレジア「あたしはあんたが、こっちの味方に付こうがどうしようが、そんな事どうでもいい。でも、あんたみたいな猛獣を向こうに渡す訳にも、街に野放しにする訳にもいかないのよ!」

真鍳、ますます面白そうに。
真鍳「猛獣? へーえ、わたしはもうじゅうなのかな? うっふっふ。ならなら、尚更捕まる訳にはいかないねえ。だってだって、檻も動物園も、御免こうむるもんね」
セレジア「力づくでも」

ソードリベリオンを構える。
真鍳「おっとっとっと? そんな事してて、いいのかな?」指を指す。

熾烈な戦いが続いている河川敷。
真鍳「えーと私が思うにだねえ、さっきのお話だとさあ、あんな風に暴れさせておいちゃ、いろいろまずいんじゃないの? あっちを先になんとかしたほうがいいよ? 余計なお世話さまだけど! うっふっふ?」

嬉しそうに挑戦的な目付きをセレジアに向ける真鍳。苦しげに弥勒寺の猛攻を辛うじて防いでいるまみか。まみかのステッキから光が迸る。

まみか、泣きそうな顔で。「……駄目、これ以上は……ステッキが、持たない……!!


セレジア、メテオラに頷く。


105/セレジアが飛び込み、止めを刺そうとした弥勒寺の木刀を弾く。

弥勒寺が睨む。
セレジア「もういいでしょ、子供いじめて楽しいわけ?」
弥勒寺「おいおい……まァた助けてやったってのによ、恩を仇で返すってか」
セレジア「あなた、あのオッサンと戦いたいだけでしょう? ならあいつとだけ、やりなさい」

少し拍子抜けをした様な顔をして、弥勒寺が笑う。
弥勒寺「まあ、ね。あのジャリが邪魔しなきゃあ、イジメるつもりもなかったんだけどよ」

上空にいるブリッツが銃弾の雨を放つ。二人、すんでで二手に解れその重力弾をやり過ごす。地面に次々と空くクレーター。

呆然と見ているまみかを拾い上げ、お姫様だっこで抱えるアリステリア。
アリステリア「戻るぞ、ブリッツ!」

白馬が走り出すが、一蹴りで空を高く舞う。
弥勒寺「おっさん、もう終わりかよ! 歳か!?」
ブリッツ「慌てなさんな、若いの。そうだ、どうせなら、君も一緒に来んかね? 『軍服の姫君』は、君の様な若造がお好きだぞ」

弥勒寺、鼻で笑って。
弥勒寺「使われンのは、御免だね」
ブリッツ「ではまた会おう、なに、またすぐにでもお目見えするさ」

空を仰いで。
ブリッツ「そんなに時間は──残されていない筈だからね」

ブリッツもまた虚空へと消え去る。

メテオラはそのやり取りを見ていたが、ハッと気がつき振り向くと、既に真鍳の姿は消えている。

毎日0時更新です