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レクリエイターズ ネイキッド

6 june

6月1日

121/弥勒寺「てめえ、待てよ」

不快そうに舌打ちして八頭司を一瞥する弥勒寺。は? という顔で見返す八頭司。
八頭司「なんで俺の漫画のレイヤーが、ここにいんの? よく出来てっけど」

とすげなく言ってのける。

弥勒寺、木刀をひと振りして、少しイラ立ちの募る表情を浮かべる。
弥勒寺「へえ、じゃねーだろ。もうちっとはマトモかと思ったけど、会ってみたらガッカリだぜ。これじゃセレジアの神さんのほうが、百万倍もマトモじゃねーか。てめえも生みの親なら、もう少しシャンとしろや。オトナだろ」

八頭司、鬱陶しそうに。
八頭司「急にお巡りがうちに来て、呼ばれて出てみりゃ頭の悪い漫画みたいな事言われて、連れて来られてもさ。俺も困っちゃうんだよオトナだから。なによこれ? だいたいよ、あんたが只のコスプレじゃないって証拠あんの?」

弥勒寺、狼の様に笑う。
弥勒寺「……コスプレ野郎でも、何でも構わんがよ。てめえは俺らの世界の神ってヤツだ。俺もな、テメエに言いたい事がない訳じゃねえ。ただ言った所でしゃアねえから、あっちの軍服女みたいに、しのごの言うつもりがねえだけだ」

木刀をごつん、と床に打ち据えて弥勒寺は八頭司を睨む。
弥勒寺「だがな──……俺はそうこだわるつもりもねえが、てめえが描き垂れた話のせいで死んだ奴、怒り狂って俺を追っかけてる奴がいるってこと、コスプレ野郎の一言で片付けられちゃあ、そいつァちょっと頭にきちまうぞ」

不穏な空気を察したメテオラが低い声で言う。
メテオラ「ミロクジ、ここでは控えて欲しい」
セレジア「うん、すごく気持ちは解るけど、おさえて」

逃げ出そうとする松原、中乃鐘、まりね。

木刀から青白い炎が立ち上り始める。
鹿屋「あ、駄目だ」

甲冑武者・板額が立ち上がり咆哮すると、それまで小馬鹿にする様な態度をとっていた八頭司、悲鳴をあげる。
八頭司「ひぃやああああああ!!!!!」

部屋の中は暴れる弥勒寺と逃げ惑う八頭司、叫ぶ松原の声。
松原「弥勒寺!! せめて右手と頭はやめてあげろ!!

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