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レクリエイターズ ネイキッド

6 june

 

6月6日

128/真鍳「おやおやおやおや」

そこに倒れているまみかを見下ろす一人の影。築城院真鍳だ。
真鍳「まっさかまさか、こんな所で行き会うとはねえ。どーゆうわけか血の匂いが強かったけど、あっはっは、やっぱり世の中は面白いや!」

苦しい息の下から、真鍳を見上げるまみか。
真鍳「はあーい、真鍳ちゃんだよー。元気? ま、全然元気には見えないから安心してよ」

にやにやしながら手を振ってみせる真鍳。

荒い息を付くまみか。
まみか「お……ねがい……アリ、ス、ちゃんを……」
真鍳、わざとらしく考え込んで。
真鍳「アリスちゃん、アリスちゃん……? あーあーそうか、思い出した! こないだの熱血騎士道おばかちゃんだね! うん、ビンゴ!!


助け起こそうともせず、倒れたまみかをしゃがみ込んでにやにやと観察している真鍳。
真鍳「んーまあねえ、なんとかしてあげたいのはやまやまなんだけどもさあ。私は彼女の、知り合いじゃないのだね? だからだから、にんともかんとも」

血溜まりを指で救い上げて、にちにちといじりながら嬉しそうに言う真鍳。

まみかの息が荒くなり、血溜まりが地面に広がって行く。
まみか「お願い……アリス……ちゃんに……伝えて……


まみか「あの子……アルタイルさん……は……」

咽せるまみか。咳き込む度に同じリズムで腹部から血がとく、とくと流れる。
まみか「私は……止めたかった……この……世界を……こわ……そうとしてる……、だから止めて……アルタイルさんを……あの人達は正しかった……メテオラ……あの人達と……あの人達と一緒に止めて……」

まみかの目が中空を泳ぐ。

真鍳、目をきらきらさせながら興味深そうに話を聞いている。目の前で失われかけている生には全く頓着せず、ただ話だけにしか興味が無いかの様だ。
真鍳「ほうほう、壊そうとねえ。まあそうでしょーなー。で、メテオラってのは、あのとき敵側にいた、あの白髪の地味子ちゃんだね」

ニヤニヤ笑いが大きくなる真鍳。
真鍳「なーるほどん。うっふっふ、なるほどこれは、嘘の吐きがいが出て来たかなかな?とりあえず──」

空から突き刺さるアリステリアの聖槍。地上で爆裂する。大轟音。

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