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レクリエイターズ ネイキッド

7 july

7月2日

152/メテオラの病室。颯太と鹿屋が病室に入って来る。

メテオラを囲む松原、中乃鐘、まりね、セレジア、菊地原、駿河。

メテオラが振り向く。
メテオラ「ソウタ殿。心配を掛けました」

全員の顔を見遣る。
メテオラ「私はもう大丈夫。私よりも、皆に伝えなければいけない事があります」
菊地原「昨晩の戦闘の件ですか」

頷くメテオラ。
メテオラ「以前、私はアルタイルの創作者を探知する事が出来れば、事態は一気に前進するという趣旨の事を話したと思う。でも」
メテオラ「その方針は転換を余儀なくされた」

眉をしかめる松原。
松原「どうして」
メテオラ「私と同じ理由」
メテオラ「創作者は鬼籍。もはや私達には、手の届かない所にいる」

一同に動揺が走る。
セレジア「メテオラ、いつ知ったの?」

ちらりと颯太を見て。
セレジア「例の騎士、アリステリア。彼女が情報をもたらした。口を滑らせた、というべきか」

状況を知っている筈だが、わざと聞き流しているポーカーフェイスの弥勒寺。

頭を抱える松原が呻く様に言う。
松原「じゃあ、あいつを外から縛る事は、もう不可能って事か」
中乃鐘「ふはあ、振り出しですか……


駿河、暫くボールペンをクルクルと回しながらぼうっと聞いているが、片手をあげて。
駿河「じゃあ、正攻法でやっつければええんちゃいますか」

意外な台詞に振り向く中乃鐘と松原。
松原「なにいってんだ、あんた」

駿河の問いに答えるように、松原の疑問を受け継ぐセレジア。
セレジア「彼女は……普通の物理攻撃の他に、設定を無効化する能力も持ってる。こっちの世界でも通じるのかは解らないけれど、私のフォーゲルシュバリエは一度奴に消されてるわ」

駿河、小首を傾げて。
駿河「その、世界の衝突いうのがあって、それで想像力が現実にも影響を持つ様になったわけですよね。なら、私ら職業柄、そういう力を揮う事が出来る訳やないですか。キャラを強くしたりとか、そーゆう事が」

はっ、と何かを閃いた様に目を見張るメテオラ。
松原「試したんだ。駄目だった。そうやって影響を持つ為には、認知されないといけないんだよ、だから──」
メテオラ「駿河」

メテオラの言葉に、全員がメテオラを注視する。
メテオラ「あの時と今では、状況が違う」
メテオラ「最も直近の道は閉ざされた。でも今、私達には政府機関の後援がある。そして創作者達を繋ぐラインは、すべて私達の手の中にある」
メテオラ「これらを使い私達の『物語』が『承認』されれば、私達は勝てる」

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