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7 july

7月9日

7月9日

   

159/颯太M(モノローグ)「ついにプロジェクトは動き始めた。信じられない規模の、馬鹿みたいなプロジェクトだ。菊地原さんはあらゆる関係の会社を巡り、このプロジェクトに協力する様、働きかけた。時には強引な手を使って」


菊地原が慌ただしく携帯を掛けている絵。様々な出版社や制作会社を行き来する。社内の会議室で説明をしている様子。「何を言っているのか分からない」と首を振る重役達、冗談と受け取り手を振って笑うデスク。

それを見て頭を振りため息をつく菊地原。

夜、自衛隊のものものしい警備の中、基地内へおっかなびっくり連れて来られる出版社、アニメ会社の重役達。そこに降りて来るギガスマキナ、セレジアや弥勒寺、メテオラが自らの技を見せる。爆散する標的。
重役達「うわああああああ!!


にっこり笑う菊地原。
菊地原「宜しいでしょうか。私どものプロジェクトが世迷い言でも冗談でもない事が、これでご理解頂けたと思いますが」

重役達、かくかくと首を縦に振る。
菊地原「これは日本政府に於ける最重要政策であり、極めて厳重な守秘義務が生じます。こちらに署名を」

ライトの光に照らされて仏頂面の自衛隊員が囲む中、震える手でペンを掴んで署名をする重役達。メテオラ、菊地原に頷く。


颯太M「でも仕方がない。僕らが使える時間は大して無かったけれど、僕らが必要とする時間は、あまりにも膨大だったのだから」

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