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レクリエイターズ ネイキッド

7 july

7月21日

7月21日

   

179/『うまい棒』を頬張りながら鹿屋。
鹿屋「セレジア、聞き込みでもする?」

メテオラと通話をしながら鹿屋の意見を聞き、呆れた様に溜め息をつくセレジア。
セレジア「そんな訳に行かないでしょ? なんて聞くのよ。このへんで最近、アニメキャラみたいなひと見かけませんでしたか、って?」
鹿屋「自分だって、そうな癖に」
セレジア「こっちの常識に合わさないとしょうがないでしょ。ごめん、メテオラ?」
メテオラ「手がかりではないけれど、気になる話が」
メテオラ「少し前に現界し、ロストした『被造物』の目撃証言にロボット──巨大駆動体を見たという情報が」
セレジア「ロボットですって?」

訝しげな顔をするセレジア。
メテオラ「現出した『被造物』は、ロボット物か、SFに関連するキャラクターである公算が高い。だけれど、それが具体的にどの作品の誰であるかは解らない」
セレジア「仕方ないわ。未だにこっちは勘と、曖昧な磁場だけが頼りだもの」
メテオラ「弥勒寺にも探して貰ってる。そちらも進展があれば連絡を。もし増援が必要なら──」

と言ってから気付くメテオラ。
メテオラ「そうだ、ずっと菊地原はスタジアムに詰めっぱなし。警察には直接の指揮権がない。申し訳ないけれど、菊地原を呼び出さないといけない」

溜息をつくセレジア。
セレジア「菊地原がいないと、いちいち段取りも躓くわね」
メテオラ「仕方がない。彼女もまた、別の戦いを戦っている。そちらの捜索は──......」

少女に声をかけられる鹿屋。
少女「あのう」

見るとそこには、子供と子犬と荷物を持った少女がオドオドとしながら立ちすくんでいる。
少女「あっあの、ここらへんに交番はないでしょうか......わたし、その、ここが......どこだかも解らなくて──」

鹿屋、ばき、と『うまい棒』を口で折り、あっけにとられて少女を見つめる。慌てて振り向き、セレジアを呼ぶ鹿屋。
鹿屋「セレジア!」

セレジア、携帯を持ったまま振り向く。
セレジア「メテオラ。今みつけた」
少女「ふえ?」

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