ヨコに読みます
ヨコに読みます
昭和二十八年、矢萩真は時計店で働く傍ら、失踪した親友・藤堂ナツメを捜していた。矢萩はやがて藤堂家の私蔵図書館でナツメと再会を果たすのだが、ナツメはとある理由から魔女によって図書館に囚われ、“言葉”と“文字”を操る魔法使いに成り果てていたのだった——。<BR>図書館という閉鎖空間で巻き起こる昭和魔法奇譚 ◆作者コメント 片目隠し、死んだ目、キラキラ成分が微塵もない魔法使いもの、がお好きな方にお送りします。 教材にはなれない内容ですが、漢字の勉強も出来ます。お得です! 文字と言葉の物語、楽しんで頂ければ幸いです。
6. 第三話 漂流 (2)
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