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レクリエイターズ ネイキッド

7 july

7月4日

154/メテオラに真剣な顔で問いかける菊地原。
菊地原「その為の猶予は?」
メテオラ「解らない。これからまだ『被造物』が出てくるのか、アルタイル一派が世界の軛を壊す為にどのような行動に来るのか。それぞれの要因で残余のリミットは変動する」
セレジア「しかし、だからといって手をこまねいている訳にはいかないわ」
メテオラ「勿論その通り。私達は今まで通り、新たな『被造物』の捜索とアルタイルの妨害を続ける。それで崩潰までの時間は稼げる」
菊地原「どんなに急いでも三ヶ月以上は掛かります」
メテオラ「六ヶ月をリミットとして、総てを始めましょう。これには菊地原、あなたの手腕と政府の強い力が必要だ。どうかお願い申し上げる」
菊地原「出来る限りの人員と予算は工面しましょう。まずは現界している『被造物』達を造りあげた関係者──それに関連会社。出版社、制作会社。私は業界に聡くないので、関係をうまく繋げて仕切れるスキームを造り上げないと……」

苦笑して。
菊地原「官主導のイベントがうまく行った試しはありませんが……うまく行かなければ世界が滅びる超巨大アニメイベントを、この私が任される訳ですね?」

メテオラも笑う。
メテオラ「そう。世界を救うというのは、生半(なまなか)ではない」
松原「俺たちはそのまま作品を継続?」
メテオラ「創作者には、現状の作品から番外編を制作し、その物語の中でケージを作る為の誘導をして欲しい。ケージ内では、複数の無関係の物語がリンクする事になる。その為の伏線を」
中乃鐘「僕らは?」
菊地原「会社単位のものに関しては、私が主導してアテンドします」
メテオラ「菊地原、宜しくお願いします」
鹿屋「最終的には、僕らもケージに入って闘う事になるんだよね」

メテオラ、頷く。
弥勒寺「総進撃だな」
メテオラ「出来る限り『承認力』を稼ぎ、空想と現実の狭間で『鳥籠』を現界させ、誘導するのは創作者達でなければ果たせない。そして最後の戦いが始まれば、あとは総てがアドリブで進行する」

セレジア、腕組みをして考えているが、ややあって口を開く。
セレジア「そうね。どこに転がるか、誰にも解らない物語」

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