週刊少年サンデー、サンデーGX、ゲッサンが協力する小学館の無料漫画サイト!

レクリエイターズ ネイキッド

かつて「月刊サンデーGX」誌上にて『ブラック・ラグーン』の連載と共に不定期掲載されたコラム『ヘタレの地平線』が期間限定で復活!
ヘタレ番長こと広江礼威氏と、広江氏の数多の愚痴を受け止める担当編集、そして今回から新メンバーが参戦して、3人によるgdgdな雑談の中で、『レクリエイターズ ネイキッド』やアニメの魅力や裏話を言ったり言わなかったりします。

CAUTION!

この対談の一部は、TVアニメ『レクリエイターズ』のネタバレを含む可能性があります。最新話を未見の方はご注意ください。

  • 広江礼威

    漫画家、時々イラストレーター。『ブラック・ラグーン』は「月刊サンデーGX」にて好評連載中。オリジナルアニメ『レクリエイターズ』では、原作テキストとキャラクター原案を初めて担当している。

  • GX担当編集者

    『ブラック・ラグーン』の担当編集者。『ABLE』、『ワイルダネス』、『ヨルムンガンド』など、弾数多めな漫画を主に担当。ヘタレ番長こと広江礼威氏とは、十数年のお付き合い。

  • TAC☆

    「月刊サンデーGX」でコラム『ホビー横丁+1』を連載する、玩具・フィギュアならなんでもこいの雑食系ホビーライター。コラムのアイキャッチ的イラストは、ひろえ☆れい氏が担当している。

第6回

T☆ 第5話の最後で颯太くんが重大なことに気づきましたね。

広江 気づいたというか、思い出したというか。

GX それについてはもうちょっと後に話しますか。颯太くんもまだ隠してるっぽいし。

T☆ そんなわけで、今回は真鍳ちゃんの話をしましょうよ、真鍳ちゃん!

GX 第1回以来、ずっとウズウズしてたな、この人…。でも、それわかる! 僕も真鍳ちゃん、サイコー!って思ってますから。

広江 まー、実際このエピソードは、真鍳が一気に持っていきますよね。なにしろ僕としても、彼女には思い入れがありすぎてなにから話していいのやら……。まずキャラを思いついた時点で、こいつはヘタしたら物語全体のバランスを崩しかねないと思って、ホントに出していいのかどうか悩んだんですよね。

GX 原作テキストを書いているとき、本当にその辺りは悩んでたね。

広江 はい。でもそれぐらい制御できないキャラの方があとあと物語は面白くなるだろうってことで開き直って動かしちゃった。結果的にどうなったかは、これからの展開をハラハラしながら観てもらえればと。

GX あの誰にも制御できない感じが素晴らしい! 真鍳ちゃんがしゃべりはじめたら、イケイケ、ゴーゴー!って気分で原作を読んでました。

T☆ アニメのシナリオだけ読んでも、セリフのノリノリな感じがたまらないです。

広江 なにしろひたすらしゃべるキャラだからセリフがどんどん膨らんじゃって、あれでもアニメでは原作に比べてずいぶんカットされてるんですよ。

GX 原作テキストでは本当にノリノリでずっーーっと話してますよ。そのあたりは、『レクリエイターズ ネイキッド』を読んで補完してくださいね(宣伝)。真鍳ファンは必見、マジで!

広江 キャラのデザインについては、一生懸命(『ブラック・ラグーン』の)シェンホアから離そうとしたんだけど、結局似てしまって「あれー?」っていう問題はありました(笑)。デザインを描いている途中で猫耳バージョンなんかもあったんですけどね。でもやりすぎかなってことで今のデザインに落ち着きました。

GX キャストの坂本真綾さんは、広江センセーの中では一択だったよね。

広江 オーディションでは候補の声優さんたちがキャラの絵を見て、いくつかのセリフを読んでもらったらしいのですが、他の方はゆっくりとダルそうな話し方をしている中、坂本さんだけがテンションの高い早口だったんです。これが僕の中にあった真鍳のイメージにピッタリだったんですよ。

T☆ まさかまさか!

広江 (笑)。ちなみに僕の中では、真鍳の喋りのテンションは(メイプル超合金の)カズレーザーみたいな感じなんですよ! だから、アフレコで坂本さんに「悪のカズレーザーみたいな感じでお願いします」と言いたかったんですが、結局言えなくて…。

GX 確かに現場で「真鍳はカズレーザーなんですよ」ってうわ言のように言ってたね。誰も聞いてなかったけど。

T☆ 聞いてなくてよかったですね。さて、第6話後半はその真鍳を追ってきた両陣営のバトルが大勃発! これまで会話の中にちらほらと出ていた軍服の姫君サイドのもう一人の被造物、ブリッツがいよいよバトルにも参加ですね。

広江 彼はサイバーパンクなSF漫画で、主人公のパートナー。元刑事のバウンティハンターって役どころです。

T☆ 『レクリエイターズ』のキャラクターデザインが世の中に出たときは、ブリッツが一番『ブラック・ラグーン』っぽいって思われてましたね。

GX 「ハードボイルドだど!」って外見だから?

広江 メインキャラでは唯一、銃を撃つキャラクターだしね。って、内藤陳(*)さんのネタなんて今の若い人は誰も知らないよ!

GX そこを拾ってくれてありがとう。さすがセンセーやでー。

T☆ おっさんの懐かしトークはもういいから! ちなみにブリッツも空を飛んでますけど、これはどうやって?

広江 同じツッコミが制作スタッフからあったので、あとから足した設定です! 腕時計型のガジェットで、反重力装置を操ってるんですよ!

T☆ なんかSFのイメージがぼんやりしている! サイバーパンクというよりは、レトロフューチャーやスぺオペの域のような(笑)。

GX センセーのぼんやり節は止まりませんね!

(*)内藤陳…コメディアン、俳優。国内外のハードボイルド&冒険小説を紹介した『読まずに死ねるか!』などの著者。広江氏やGX担当編集が彼の著作に受けた影響は計り知れない。「おら、ハードボイルドだど!」はお笑いトリオ「トリオ・ザ・パンチ」時代に大当たりしたギャグ。

<つづく>

作品TOP
pagetop